2026年8月 | 在籍エンジニアのAI協働力を計測する「Skill Assessment」をβ提供開始しました

リリースノート

在籍エンジニアが日常業務で使っている AI ツールの利用ログから、AI協働力を継続的に計測する新機能「Skill Assessment」をβ版として提供開始しました。

これまで HireRoo の AI協働力の評価は、採用候補者が試験環境で受検した結果に限られていました。Skill Assessment では、在籍エンジニアが普段の業務環境のまま計測できます。専用のエディタや試験環境に移る必要はなく、いつも使っている AI ツールをそのまま使い続けるだけです。

機能の詳細は Skill Assessment とは をご覧ください。

開発の背景

AI ツールの導入は進んでいるものの、「導入した結果として組織の AI 活用がどれだけ上達したか」を測る手段がありませんでした。ライセンス数や利用回数はわかっても、それが成果につながる使い方なのかは判断できません。

また、AI を上手く使えているエンジニアの進め方は本人の中に閉じたままで、組織に共有される経路がありませんでした。誰がどう使えているのかがわからないため、育成の打ち手も決められない状態でした。

Skill Assessment は、この 2 つを同じ計測の仕組みで扱えるようにするための機能です。

主な内容

業務環境のまま計測する

エンジニアの端末に hireroo CLI をインストールすると、AI ツール(Claude Code / Codex CLI)の利用ログが HireRoo に届くようになります。インストールは 1 コマンド、セットアップはブラウザでのログインだけで、所要時間は 5 分程度です。

AI ツールの API キーやサブスクリプション契約の種類は問いません。AI へのリクエスト経路は変更しないため、既存の契約や設定のまま計測できます。

採用時と同じ評価軸で継続的に見る

評価軸は AI協働形式のレポートと同じ SEI の「AI協働力」5 軸(環境構築 / 意図の仕様化 / 共同推論 / 実行の統制 / 出力の品質保証)です。採用時に見た指標と、入社後に見る指標が同じ軸でつながります。

各評価軸の定義は AI協働力|SEI で確認できます。

組織全体と個人の両方を可視化する

管理者は、組織平均スコア・ランク分布・AI ツール利用コスト・用途分類・利用言語・稼働時間帯を 1 画面で俯瞰し、メンバー一覧から個人のスコア・推移・主に使っているツールを比較できます。メンバー詳細では、5 軸レーダーで本人と組織平均を並べて確認できます。

計測対象のエンジニア本人も、自分のスコアと 5 軸の内訳を組織平均との比較で確認できます。他のメンバー個人のスコアは本人には表示されません。

データの取り扱い

  • プロンプト本文は長期保存しません。 スコア算出に必要な短い期間だけ一時領域に保持し、算出後に削除します。
  • メールアドレスなどの個人情報は、ログを受け取った時点で取り除きます。
  • AI の応答文とツールの実行結果は評価に使わず、保存もしません。 AI モデルが賢くなるだけでスコアが上がってしまう状態を避け、評価の対象を人間側の判断に限定するためです。
  • AI ツールの動作には影響しません。 HireRoo 側に障害があってもエンジニアの作業は止まらず、その間の利用ログが記録されないだけです。

ログを社外に出せない場合に備え、計測基盤をお客様自身のクラウド環境内に設置する提供形態を今後提供予定です。

β提供にあたってのご注意

  • 評価軸の定義や重み付け、スコアの算出方法は、お客様のデータをもとに今後調整していきます。β期間中はスコアの絶対値ではなく、組織内での相対比較と推移を中心にご活用ください。
  • スコアを踏まえた改善アクションの提案機能は、今回のβ提供には含まれていません。今後のアップデートで対応予定です。
  • 対応する AI ツールは Claude Code / Codex CLI です。対応ツールは順次拡充していきます。

ご利用について

導入をご希望の場合は、担当のカスタマーサクセス、または お問い合わせ窓口 までご連絡ください。